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毎日の出来事をのんびり書いていきます
「子供だから愛とは違うとかじゃなくて、子供だったから、愛してるってことに気付かなかったんだよ」
 (原作終盤に登場する好きなセリフ。
単行本だと開いてすぐのところにこの言葉があったと思う。)


キャスティングが気に入らなくて避けてましたが、「ナラタージュ」もうすぐ上映終わりそうだし原作は好きなので朝イチで見てきました(朝イチだと映画料金が安いとこ)。
納得できないところもあるけどこれはこれでありかなという感じ。しかし原作読んだのだいぶまえなのでところどころ忘れてました;覚えてるところもあるけど。


では続きからネタバレ感想。今回ポスターとか撮れてないので写真は最後に載せてるパンフレットとかのみです。
映画とは全然関係ありませんが、楽しく見ていたドラマ10の「この声をきみに」が終わってしまい寂しくて仕方ないです。キャスト、ストーリー、音楽(主題歌もBGMも)全部大好きなドラマでした。音楽がまた素敵なのでサントラとか出ないかなー。

高校時代、孤独な泉を救ってくれたのは演劇部顧問の葉山先生だった。
大学2年の春、後輩の舞台の客演を頼まれた泉は先生への思いを再確認する。(映画と小説ごちゃまぜなあらすじ)

実はこういう禁断ものって好きです(笑)
現実だとうーん・・・って思うかもしれませんが小説とか映画とかの二次元だとなんか萌える。しかしこれ結構しんどい話です。映画は比較的マイルドにされてましたが、濡れ場も多いしR15とかPG12とかなるんじゃない?と思ってましたが年齢制限的なものはなにもなく意外。ベッドシーンはちょっときわどかったけど、今どきあれくらいは普通なのか?

キャスティングがどうのって上で書いてますが、松潤の葉山先生がどうしても納得いかなかったんです。
まあ実写化されたら誰がいいとかは考えてなかったけど、もっと線の細い弱弱しい死にそうな感じの(苦笑)男性思い浮かべていたので、なんか松潤と違うなあ・・・と。でもいつもの松潤と違って頼りないダメ男な感じ出てたのでこれはこれでありかなと思いました。レビューとか見てると原作よりさらにダメ男だったらしいです(苦笑)泉ちゃん役の架純ちゃんは割とぴったりだった気がする。こちらも誰がいいとか考えてませんでしたが。

なので主役2人はまあいいんですが、脇役の友達が・・・。
志緒ちゃんと黒川くんカップルはほとんど出てこず、なんとなく影も薄くて残念。気が強い美人な志緒ちゃん役は「花子とアン」にも出てらっしゃった大西礼芳さんでそれなりに合ってましたが、黒川の影が薄い・・・。原作だと泉ちゃんとの絡みも多くて仲がいいのに映画ではほとんど絡みなしで残念。あと志緒ちゃんの「クロちゃん」って呼び方も可愛くてよかったのにそこも変えられててちょっとショック。柚子ちゃんもなあ・・・。もっとふっくらした可愛らしい子を思い浮かべてたんですが・・・。あともっと泉ちゃんに懐いてた気がするのになんか挙動不審だったのも違和感。まあ主役2人より目立ちすぎるといけないけどこの辺のキャスティング残念でした。よかったのは小野くん役の坂口健太郎さんかな。クレイジーで難しい役でしたがいい意味で見てて苛つかせてくれました。

映像は美しくて引き込まれました。雨が綺麗な映画だった。
2人の演技もよかったと思うし、原作とそこまで違ってなくてよかったと思う(セカチューの時と同じ行定監督なので少し心配だった。そのときかなり原作と違ってたので)。原作と違って結婚相手はおらず部下?の瀬戸くんとも何もないという感じでしたが、映画のほうがまだ明るい感じの終わり方。「実年齢は架純ちゃんより瀬戸くんのほうが上ですが・・・」と思いながら見てましたが、まあ若く見えるからね。しかし細かいところが色々気になって集中できないの困りました。
やっぱ原作愛しすぎてるとだめだな。夜は短しのときもそうだった。
  

パンフレットのみにするはずだったのについ買ってしまった懐中時計ペンダント。

あの懐中時計欲しいなーと思ってたら商品化されてるとは商売上手(笑)
あったら買っちゃうじゃん!特に原作ファンだと!デザインはなんとなく思い描いてたのと違いましたが。
右のは原作本です。図書館とかでも読みましたが、確か最初に呼んだのって模試とかに載ってたのを見て興味を持った気が・・・。そういうのきっかけで読むこと多いです。西の魔女もそうだったし。「ナラタージュ」ってタイトルがまず好きなんですよ。なんか神秘的で。意味は分からずとも響きが綺麗だし。


まあ今回不満だらだら書いてしまいましたがなんとか観に行けたので満足です。原作未読だったらきっと楽しめた。実際半分は作品に浸って見てましたし。
ところでパンフレット見てたら原作の島本理生さん、このお話20歳の時に書かれたとか!
その若さでこんなドロドロした恋愛もの書けるって恐ろしい人だ・・・(褒めてる)。
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