毎日の出来事をのんびり書いていきます
行く前は教室みたいなところでするのかな?と思っていましたが(机並んでて前で講師の万城目さんが話す感じ)まあ大学の授業でもあんな感じのありましたが前に教卓みたいなのがあってパイプ椅子がずらーっと並んでて話を聞くという感じ。せっかくなので一番前の端っこの席に座ってました(多分一番前はそこだけ空いてた)。一番前の席なのでよくわからなかったですが年齢層は割と高めみたいでした。
万城目さんを拝見するのはしゅららぼんのサイン会以来でしたが、あいかわらずおもろい大阪のおっちゃんという感じ。でもなんか髪がくるくるしてて天然パーマっぽくなってる?この数年間で髪質変わったの?となぜかそこに注目してました(笑)服装は襟だけストライプ柄のブルーのシャツに紺色のズボンだったかな?ラフな格好でした。
先日京大で講演会されてたみたいで学生さんと話をする機会があったようです。なんかの講演会の時に失敗して、誰かに横にいてもらわず1人で喋るのがちょっと不安だという万城目さん(うろ覚え)。でも終始爆笑起こってましたけどね。森見さんと作風は似てるけどそういうとこは違いますね。森見さんはほんとに静かな方だし、万城目さんはやっぱり大阪のおっちゃんって感じ。
「この講座は作家になりたくて聞きに来たという人とそれ以外の人とどれくらいいます?」
と聞かれて作家のほうに手を挙げましたが少数で万城目さんも私も意外(笑)でもせっかくなので作家になりたくて~の人のほうに役立つ話をされることに。一応メモ取りながら聞いてましたが全部書くとすごく長くなりそうなのでいくつかピックアップしておきます。
万城目さんは普通に書けるときは1か月で80枚、よく書ける時なら100枚以上、書けない時は40枚という具合だそうで、そういう話ってなかなか聞けないので参考になった。やっぱりプロの作家さんでも書けない時は全然ダメなんだなあとちょっと今書けたり書けなかったりの時期なので慰められました。あと圧縮して考えるから提出して3日経ったら筋を忘れてるというのもなんかリアル(笑)
また万城目さんはタイトルとエンディングを決めてから書くスタイルだそうで、ホルモーの時もお友達と話していて
万:「次の作品で最後にしようと思う。タイトルは鴨川ホルモーや」
友:「ホルモーってなんなん?」
万:「それ(内容)を今から考えるんや」
という他愛ない話が面白い(笑)
あとホルモー書いてたときは東京にいたしお金もなかったから京都訪問はしなかったんだと。しないと書けないのもあるけどしなくても書けるのもあるのか。意外だったのは万城目さん、葵祭と祇園祭(山鉾巡行とか昼間の)を見たことがないということ。まあ私もついこないだまで葵祭は見たことなかったし山鉾巡行もテレビでしか見ないしそんなもんなのかな(^^;)
短編の時は時間もないし登場人物のこととかすぐに決めないといけないけど長編はさぐりさぐり決めていくとか。
「ABCDの連立方程式にあてはめて・・・」
という説明が始まりましたが、文系の私には理解できず頭の中フリーズ。しかしだいたい言わんとしてることは分かる。その後も似たような話されてましたが、万城目さんの説明わかりやすくてすっすっと頭に入る。
また万城目さんは関西を舞台にしてるけど小説で関西弁を使わない主義で、理由は読みづらいから。
「話し言葉ではチャンピオンでも読み言葉ではチャンピオンじゃないと思うんです。多分3位か4位くらい。これ『チャウチャウちゃうで』とか文字にしたら訳わからんでしょ?関西弁ってひらがなが多いからなんかうなぎみたいになって締まりが悪いんです」
という風な話をされてただただ同意。確かに関西弁は読みづらい。あと書いてると変換しづらくてイライラする(笑)プリンセストヨトミでは地元の子も出てくるし関西弁使ったけど、話し言葉では1行くらいにして読みづらさを回避したという話も。なるほど関西弁で書くときはそういう工夫もしないといけないわけですね。
講座で話すことがあらかた終わって、2、30分くらい質疑応答に。
そのなかで
「映像化されて登場人物の性別が綾瀬はるかさんみたいに男女逆になるときにどう思われますか?」
という問いかけで
「綾瀬さんはあらゆる否定をはねつけますから、綾瀬さんならええかーってなりますね」
というのすごい納得しました(笑)まあはるかちゃんはある程度なんでも許せるようなそんな人だと。でもやっぱり逆転したら原作通り話が進まないのもあるし(プリンセストヨトミみたく)
「逆転せんといてください」
「逆転してもなんとか話の流れは変わらないようにしますので」
「わかりました」
数日後
「変わっとるやん!」
となることもあるようで(笑)
でも一流の俳優さんに演じてもらえてうれしいとのことでしたが、まあそれはそうだよね。ただもう5年映像化されてないようで。しゅららぼんが最後か。
講座のあとはグループごとにサイン会。
その場で売られていたバベル九朔にしてもらうもよし、持参した万城目さんの著書にしてもらうもよしなサイン会。私は単行本か文庫か悩みぬいた挙句やっぱり一番好きなホルモーを持っていくことにしました。サインしてもらわず帰る人もいましたが、順番回ってくるまで30分~1時間くらいかかったような。
「万城目さん大変だ・・・あんまり話しかけるのもなあ」
と思いつつせっかくなので少しお話はしましたが(笑)以下、万は万城目さん
私:なんかヨレヨレですみません・・・。ホルモーが一番好きなので持ってきました。
万:いえいえ、読み込んでいただいてありがとうございます(単に雨に濡れただけとは言えない)。
私:私しゅららぼんが出たときサイン会行ったんです
万:梅田ですか?
私:はい。確か紀伊国屋かどこか・・・。
万:ああ。5年くらい前ですね。
私:ああ、そんな経ちますか。
サイン終わってから本見て「すごい」とか言われてたけどまた読み込んでると勘違いされてたんだろうか(笑)まあ実際わりと読み込んでましたがホルモー好きだし。
ということで、ヨレヨレのホルモーにサインいただきました。
単行本はおっきなひょうたんの中にサイン書かれてました。あー単行本持って来ればよかったなあ、とちょっと後悔。でも前にもらったからね。今回のサイン会はあくまでおまけだから。
これで森見さんと同じく万城目さんのサイン本は2冊になりました。家宝がまた1つ増えた!しかしサイン本コーナーがもうぎゅうぎゅうで、ちょっと整理しないといけない(笑)
ためになって面白い濃い1時間半でした。万城目さんありがとうございました!
色々面白い話されてたんですけどメモと覚えてるのだとだいたいこんな感じかなあ。また思い出したら追記します。
万城目さんを拝見するのはしゅららぼんのサイン会以来でしたが、あいかわらずおもろい大阪のおっちゃんという感じ。でもなんか髪がくるくるしてて天然パーマっぽくなってる?この数年間で髪質変わったの?となぜかそこに注目してました(笑)服装は襟だけストライプ柄のブルーのシャツに紺色のズボンだったかな?ラフな格好でした。
先日京大で講演会されてたみたいで学生さんと話をする機会があったようです。なんかの講演会の時に失敗して、誰かに横にいてもらわず1人で喋るのがちょっと不安だという万城目さん(うろ覚え)。でも終始爆笑起こってましたけどね。森見さんと作風は似てるけどそういうとこは違いますね。森見さんはほんとに静かな方だし、万城目さんはやっぱり大阪のおっちゃんって感じ。
「この講座は作家になりたくて聞きに来たという人とそれ以外の人とどれくらいいます?」
と聞かれて作家のほうに手を挙げましたが少数で万城目さんも私も意外(笑)でもせっかくなので作家になりたくて~の人のほうに役立つ話をされることに。一応メモ取りながら聞いてましたが全部書くとすごく長くなりそうなのでいくつかピックアップしておきます。
万城目さんは普通に書けるときは1か月で80枚、よく書ける時なら100枚以上、書けない時は40枚という具合だそうで、そういう話ってなかなか聞けないので参考になった。やっぱりプロの作家さんでも書けない時は全然ダメなんだなあとちょっと今書けたり書けなかったりの時期なので慰められました。あと圧縮して考えるから提出して3日経ったら筋を忘れてるというのもなんかリアル(笑)
また万城目さんはタイトルとエンディングを決めてから書くスタイルだそうで、ホルモーの時もお友達と話していて
万:「次の作品で最後にしようと思う。タイトルは鴨川ホルモーや」
友:「ホルモーってなんなん?」
万:「それ(内容)を今から考えるんや」
という他愛ない話が面白い(笑)
あとホルモー書いてたときは東京にいたしお金もなかったから京都訪問はしなかったんだと。しないと書けないのもあるけどしなくても書けるのもあるのか。意外だったのは万城目さん、葵祭と祇園祭(山鉾巡行とか昼間の)を見たことがないということ。まあ私もついこないだまで葵祭は見たことなかったし山鉾巡行もテレビでしか見ないしそんなもんなのかな(^^;)
短編の時は時間もないし登場人物のこととかすぐに決めないといけないけど長編はさぐりさぐり決めていくとか。
「ABCDの連立方程式にあてはめて・・・」
という説明が始まりましたが、文系の私には理解できず頭の中フリーズ。しかしだいたい言わんとしてることは分かる。その後も似たような話されてましたが、万城目さんの説明わかりやすくてすっすっと頭に入る。
また万城目さんは関西を舞台にしてるけど小説で関西弁を使わない主義で、理由は読みづらいから。
「話し言葉ではチャンピオンでも読み言葉ではチャンピオンじゃないと思うんです。多分3位か4位くらい。これ『チャウチャウちゃうで』とか文字にしたら訳わからんでしょ?関西弁ってひらがなが多いからなんかうなぎみたいになって締まりが悪いんです」
という風な話をされてただただ同意。確かに関西弁は読みづらい。あと書いてると変換しづらくてイライラする(笑)プリンセストヨトミでは地元の子も出てくるし関西弁使ったけど、話し言葉では1行くらいにして読みづらさを回避したという話も。なるほど関西弁で書くときはそういう工夫もしないといけないわけですね。
講座で話すことがあらかた終わって、2、30分くらい質疑応答に。
そのなかで
「映像化されて登場人物の性別が綾瀬はるかさんみたいに男女逆になるときにどう思われますか?」
という問いかけで
「綾瀬さんはあらゆる否定をはねつけますから、綾瀬さんならええかーってなりますね」
というのすごい納得しました(笑)まあはるかちゃんはある程度なんでも許せるようなそんな人だと。でもやっぱり逆転したら原作通り話が進まないのもあるし(プリンセストヨトミみたく)
「逆転せんといてください」
「逆転してもなんとか話の流れは変わらないようにしますので」
「わかりました」
数日後
「変わっとるやん!」
となることもあるようで(笑)
でも一流の俳優さんに演じてもらえてうれしいとのことでしたが、まあそれはそうだよね。ただもう5年映像化されてないようで。しゅららぼんが最後か。
講座のあとはグループごとにサイン会。
その場で売られていたバベル九朔にしてもらうもよし、持参した万城目さんの著書にしてもらうもよしなサイン会。私は単行本か文庫か悩みぬいた挙句やっぱり一番好きなホルモーを持っていくことにしました。サインしてもらわず帰る人もいましたが、順番回ってくるまで30分~1時間くらいかかったような。
「万城目さん大変だ・・・あんまり話しかけるのもなあ」
と思いつつせっかくなので少しお話はしましたが(笑)以下、万は万城目さん
私:なんかヨレヨレですみません・・・。ホルモーが一番好きなので持ってきました。
万:いえいえ、読み込んでいただいてありがとうございます(単に雨に濡れただけとは言えない)。
私:私しゅららぼんが出たときサイン会行ったんです
万:梅田ですか?
私:はい。確か紀伊国屋かどこか・・・。
万:ああ。5年くらい前ですね。
私:ああ、そんな経ちますか。
サイン終わってから本見て「すごい」とか言われてたけどまた読み込んでると勘違いされてたんだろうか(笑)まあ実際わりと読み込んでましたがホルモー好きだし。
ということで、ヨレヨレのホルモーにサインいただきました。
単行本はおっきなひょうたんの中にサイン書かれてました。あー単行本持って来ればよかったなあ、とちょっと後悔。でも前にもらったからね。今回のサイン会はあくまでおまけだから。
これで森見さんと同じく万城目さんのサイン本は2冊になりました。家宝がまた1つ増えた!しかしサイン本コーナーがもうぎゅうぎゅうで、ちょっと整理しないといけない(笑)
ためになって面白い濃い1時間半でした。万城目さんありがとうございました!
色々面白い話されてたんですけどメモと覚えてるのだとだいたいこんな感じかなあ。また思い出したら追記します。
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