毎日の出来事をのんびり書いていきます
01/22
2025
菜月「村上くんて成金野郎だったよね。礼儀知らずで態度でかいしああいう奴一番嫌い。芹沢くんみたいないかにもお坊ちゃまみたいな優しそうな子ならいいけどさ」
和幸「菜月ちゃん、女の子なんだからもう少し言葉遣いに気をつけて・・・。それに涼だってかなり天然だったじゃん」
菜月「和幸の前だから言ってるんだよ。他の人の前で言うわけないでしょ。それに天然くらいなら可愛くていいじゃん。面倒見よくていい人だったし芹沢くん」
和幸「まあそうだけどさ・・・。おれも村上嫌いな方だったけど」
菜月「芹沢くん大川さんと付き合ってたんだよね多分。大川さん可愛かったしよく一緒にいたし、あの2人お似合いだった」
和幸「まあ大川さんが高1の時、涼かばって事故に遭ったのもあると思うけど」
菜月「ああ、あったねそんなことも・・・。でも高3の時村上くんが無神経なこと言って福山さんが怒鳴ってくれてスカッとした。そんな過去あったなんてびっくりしたけど、クラスメイト庇うなんていい子だよね。ほんとろくなこと言わないんだから。絶対いい死に方しないわあいつ!」
和幸「菜月ちゃん・・・(もう何も言えない)」
会話文だけですでに長くなってしまった・・・。
大学生の菜月、ちゃんと描いたことなかったので描きました。落書きで和幸は後ろ向きですが。
右はだいぶ前に配布した暑中見舞いの菜月と和幸中学生時代。
菜月は中学まではロングでした。
和幸のビジュアルは考えてませんでしたが、まあこんな感じかな・・・と考えて描いた記憶があります。
「無礼な仲」が入ってるUSB見てみたら3パターンあったんですが、多分最初に書いたやつに
村上くん「成金野郎」って書いてて、「そこまで言うか菜月・・・」ってなってました。
いや書いたの私だけど(苦笑)
配信されたのではそこまでは書いてない。
芹沢くんモデルにした子は高校時代お世話になってて、村上くんと真逆なタイプの面倒見のいい子だったので主にいい役でしか出してません(世にはでてないけど)
どちらも坊ちゃんでしたが、芹沢くんのほうが小学校から私立だったからこっちの方が坊ちゃん度高かったと思う。
村上くんは本名一字かぶってますが、芹沢くんの場合フルネームでもかすりもしてません。
まあ「ヒマジン」のタクさんとモデル同じなんですけど。
無礼な仲2がもし出せてたら(和幸視点)芹沢くんと白石さん(こっちもモデルになった子いる)ちょっと出てくるんですが、出てすぐくらいに完成させて送ればよかったなあ。
まあ今から完成させて送ってもいいけど。
配信されてないキャンパスハラスメントバージョンもありましたが(院生の頃の話)他大学から来たおばさん先生に(70代くらい)地元が一緒で気が緩んだのか、出身校はどこかとか、自分は京大出たんやとか武勇伝を長々喋られたり、「留学中は見放されてたんちゃうか?」とか、卒論馬鹿にされたり、読み間違えたら背中バシバシ叩かれて、結局キャンパスハラスメントとして先生に言って解雇されたんだったと思います。しかしあんだけやりたい放題されて、叩かれたこととか謝られなかった気がする。
まあ年も年だしもう亡くなってるでしょうね。
仮に生きてても絶対いい死に方しないでしょう。
「そこはザやなくてディや」
といちいちtheの発音についてツッコミを入れ、
「あんたの英語やと絶対外人に伝わらへんで」
となぜか断定するような最低教授でした。
いや、伝わってたよ?英語なんて伝わればそれでいいじゃん。
「どうしてそんな発音にこだわるんです?こんな英語でもちゃんと外人さんに伝わってましたよ。そんな細かいことにこだわっているから日本人はいつまでたっても英語が喋れないんじゃないですか。世の中に絶対なんてないのに、そんなに学生馬鹿にして楽しいですか?ずいぶん悪趣味ですね」
「背中叩くって体罰じゃないですか?どうして読み間違えくらいで叩かれないといけないんですか。訳し間違えたら何されるんですか?殴られるんですか?平手打ちですか?20回くらいかなり強く叩かれましたよね。嫁入り前の女子大生の体に痣でもできたらどう責任とってくださるんですか?私は先生とは赤の他人です。ついでに芸人でもありません。吉本新喜劇並みにあんなバシバシ叩かれたらたまったもんじゃありません。ストレスが溜まってらっしゃるのかもしれませんが、それを学生にぶつけるのはおやめください」
と菜月は反撃で3時間かけて毒舌メールを作成して送りつけてましたが(小説の中では同じ大学の先生ということにしといて、菜月も似たようなことで馬鹿にされて出身校疑われてた)、私はショックでそこまでする余裕ありませんでした。
先輩院生にそのこと話したら「気に入られたんだよ」とか的外れなこと言われて「はあ?!」ってなってましたが。
まあその人もかなり変わった人でしたが。
全然お世話にならなかったし就職先もすぐクビになるのにプライドだけはやけに高い面倒な人でした。
院生時代いい思い出ない。
セクハラまがいな気持ち悪い小説もどき読まされてたし、今だったらもっと問題になってると思います。まして女子大だし。
まあそのゼミの先生も亡くなってますがその先生にもかなりひどい目に遭わされたのでもいい死に方してないでしょう(毒舌)
では既に菜月並みの毒舌節書いてしまいましたが、続きから「無礼な仲」裏話。
●菜月
「無礼な仲」の主人公。
「なつき」という名前は可愛いからキープしてたんですが、こんな毒舌な子に使うことになろうとは(苦笑)個人的に菜月とか奈月とか「月」の字が入るほうが可愛いと思っています。
見た目真面目で割と可愛く、おとなしくて穏やかないい子ですが、中身は毒舌娘。
毒舌な本性を見せてるのは和幸と親の前だけで他の人の前ではいい子を演じてます。
細くて毎年の健康診断では「瘦せすぎです」と書かれている割に結構大食い(大学時代私もそうでした)。
子供の頃から現実主義者でディズニーランドのキャラクター(着ぐるみ)には中に人がいるってちゃんと分かってるし、アニメも声優さんがいるってちゃんと分かってる(私も幼少期そうでした)。NHKの教育番組がお気に入りで人形遊びも一切しませんでした。
坊ちゃん好きだけど、面食いなので和幸は必然的に外される。
ただ幼少期なかなか心を開かない和幸のお世話をしたり、なかなか関西弁マスターできない和幸に合わせて標準語で喋ったり、悪ガキから和幸かばったりいい子なところもあります。
和幸への呼び方は「和幸」か「あんた」。
小学校低学年の時までは「和幸くん」と呼んでましたが、とあることがきっかけで呼び捨てにしてます。
幼少期はいじめられる和幸を守るため毒舌で言いたい放題言って近所の男の子たちを泣かせるほどでしたが、中学に上がってからはレベルの高い私立で怒鳴る機会がなくなったのでおとなしい性格に変わります。
羽月(はづき)というハンドルネームでひっそりブログを書いてます。
自分は普通の家庭の子、和幸は金持ちと思ってますが、幼少期から海外ばんばん行っててフレンチやら蟹やらフグやらよく食べに行ってたのであまり和幸の家と大差ありません。
菜月の性格の悪さとか考えてることはだいぶ私に近いというか、いい子演じてたり、学生時代思ってたこととか苦労話そのまま書いてます。
これまで書いてきた子の中で一番私に近いと思う。
菜月の家の経済事情とかも当時のうちの経済事情そのまま。
私は菜月みたいに子供の頃から毒舌ってことはありませんでしたが、留学から帰ってきてから私の性格変わりましたからね。
和幸の半分モデルにした幼なじみの子は私が毒舌だと知って驚いてたので、実際は私が裏の自分を見せられるのは親(特に母)くらいですが。
和幸みたいな幼なじみ欲しかったなーと思います。
毒舌だしめんどくさそうですが、一応坊ちゃんだし和幸。
「温厚で決して怒らない私の見た目に騙されていて、内心は怒り炸裂なんて考えたこともないだろう。平和すぎて涙が出てくる」
っていうことを地の文で書いてますが、学生時代そんな感じでした。
まあ私今でも毒舌ですけどね(苦笑)
まあ毒舌吐きは人によりますけど。
微妙に古いですが「やられたらやり返す。倍返しだ!」の精神です(笑)
あと見た目で周り騙してるので「コンフィデンスマンの世界へようこそ!」って感じ(これも微妙に古い)。
言われっぱなしじゃむかむかするので何らかの形で反撃します。
●和幸
高校のときのクラスメイトと幼なじみの女の子がミックスした感じになってます(幼なじみの子は別に毒舌ではないけど偏食だし、自己中だし、割と裕福な子だと思うのにケチだし)。
モデルになった高校のときの子はほんとに和幸みたいに小柄で毒舌吐いてる男の子でした(お母さんも似た感じ)。
中学からうちの学校通ってたし、中学から私立だったのでそこそこ坊ちゃんだったんでしょう多分(確か大阪のとある大学行った)。
顔は某お笑い芸人に似てましたね。あの人も小柄で大阪の人ですが最近見ないなあの人。
菜月も言ってる「ひがひがし」とは私が古語を覚えるために、心の中で呼んでた彼の愛称(?)です。
物語同様もともとは関東の子で妙な関西弁喋ってました。
もし幼なじみだったらこんな感じかなーと思って書いてたんだと思います。
授業中に私語する学生が許せず(私もそれは思ってました)幼少期から現実主義者で戦隊ものなどは一切見ず、NHKの教育番組とかがお気に入り。ついでにお涙頂戴ものの感動を強制されてるフィクション映画も見る気しないめんどくさい性格。菜月が言う冗談も通じません。
小さい頃はおとなしい性格で、中学に上がったあたりから毒舌になってます。
幼少期お世話になってたので、菜月のことは大切に思ってます。
菜月がバイキングの愚痴で前期の授業でいじめまがいなことをされたと知ると(世に出てないキャンパスハラスメントバージョン)
「え、マジで?!いったい何されたの?」
とおろおろしながら古典的ないじめ例を挙げたり(小~高校くらいまでの)
菜月「私の自尊心をズタズタにされました」
和幸「同じ学科の学生に?」
菜月「違う。先生」
和幸「先生?!」
と驚いたり。
「許せない。菜月ちゃんにそんなひどいこと言うなんて」
と怒ったり(これはどのバージョンでも共通)。
菜月への呼び方は昔から「菜月ちゃん」オンリー。
菜月は呼び捨てにしてますが、和幸はずっと「菜月ちゃん」呼びな気がする。
和幸、割といい奴なのでモデルになった子、許してね(苦笑)
最初に出てきたのはえりか主人公にした小説だったと思います。
その頃から「ひがひがし」と心の中で呼ばれてましたが、その頃下の名前は決めてなかったと思う。その時はセリフもないちょい役だったので、まさか副主人公になるとは夢にも思いませんでした。
●東からやってきた東和幸と生まれたときから西にいた西森菜月
「プリンセストヨトミ」のラジオドラマでそんな風なセリフ出てきたのでそれを拝借。
東(あずま)の反対の西でありきたりも嫌だから「西森」にしましたが、某お笑い芸人と同じ苗字だとあとで気づきました(笑)
●「和幸サラリーマンNEO知らないの?」
NHKで以前やってたコント番組「サラリーマンNEO」から(実在する番組)。
菜月が高校生の頃から気に入って見ていたという設定ですが、実際は私が高校生の時その番組の存在に気づき気に入ってよく見ていました。
映画化もされましたが、マンネリ化を指摘されたのをきっかけに(多分それ)レギュラーを下ろされてしまったのが残念。
●「サーモンマリネの玉ねぎさえ食べないなんてどうかしてるぜ!」
「ブラックマヨネーズ」吉田さんの「どうかしてるぜ!」から。
最初は「ブラマヨ吉田風に」と書いてましたが、のちに「某お笑い芸人」に書き換えました。
●英明学園(菜月たちが中、高通ってた学校)
私が高校のときに考えたオリジナルの学校(調べたら英明高校っていうの出てきましたが)。
名門私立校で、小学校から大学までエスカレーター式私学(大学院もある)。
女子の制服は小学校から高校までセーラー服(男子は小学校はセーラーじゃないけど女子と似た感じ、中学は学ラン、高校はブレザー)。
外部受験は高校からが敷居が高く、中学からだとそこまで難しくない。
名称はなかなか気に入っています。
私立なのと「学園」という名前だけ母校と同じ。
菜月が通ってる姉妹校の清蓮もオリジナルですが、こちらは何かをもとにしてた気がする。
英明は私が書いてる他の小説にもちょこちょこ出てきます。
●清蓮女子大学
菜月が通う英明の姉妹校の女子大。
清蓮学園か学院か忘れましたがこちらも英明と同じく小学校から大学までエスカレーター式私学(多分大学院もある)。
偏差値は多少英明に比べると低いですがレベル高め。
共学と女子校に分かれており(女子校のほうは小学校までは共学)。
女子の制服は小学校が丸襟ブラウスに黒いワンピースで赤いひもリボン、中学は黒ベストに赤いリボンに白のスカート、高校はスカートの裾にラインが入った真っ白なセーラーワンピースの上に黒ベストとラインが入った白いネクタイだったかな・・・(中間服が)。
白と黒を基調にした制服になってます。
男子の制服は決めてなかった。制服は共学も女子校も共通。
清蓮、時々別の作品でも出してました。
今リメイク中の作品でも共学の高校が出てきます。
●「よく食べるねえ、菜月ちゃん」
私が細いわりに結構食べるほうなので父にバイキングなどで「細いのによう食べるなあ」って言われてたのを参考に書いた気がします。父は家族にさえ興味を持たない人なので人の好みもまったく知らず、バイキングでもなんか頼んでも私の苦手なデザートとってくるのがオチだということで菜月は和幸に対してもそう思ってます。
和幸のモデルは父ではないですがそこは共通してます。
まあ30越えたあたりからそこまで食べられなくなりましたが、20代くらいまではどんなに食べてもあまり太らない体質でした。
●三筆、三蹟
和幸が菜月を不快にさせる「自分の中の素晴らしい知識」ですが、実際は私が幼少期父から教えてもらったもの。繰り返し言われてたので覚えてしまいましたが、菜月が言ってるようにそんなものなんの役にも立ちませんでした。
当時先生やってたんだから(まあ今でも教えてるけど)もっと役に立つこと教えてくれたらよかったのに。
●村上くんと水沢さん
どちらも高校のときのクラスメイトがモデル。
村上くんは中学から、水沢さんは高校から入ってきてました。
フルネームは
村上篤(あつし)
水沢あかり
村上くんモデルになってる子は菜月も嫌ってますが、私も当時嫌いなタイプだったので、ほかの作品に出てきてもたいてい嫌な役か、かわいそうな目にしか遭ってません(苦笑)
「あの親子は自慢したがりなのだ」という噂が漏れていて(まあ彼自身も自慢しまくってましたが色々)休み時間歌ばっかり歌ってて、緩んだ口元がスキマスイッチの大橋さんに似てるなあと思ってましたが気づいてないのか、よく歌ってたのはミスチルでした。
「浪人して中流大学行く」
とか言ってたのに結局三流大学しか行けず「浪人までして三流大とかアホやな」と思ってました。
えりか主人公の小説では胸ぐら掴まれたり罵倒されたりしてかなりかわいそうな目に遭ってます。苗字の一字が本名とかぶってます。
水沢さんモデルにした子は頭いいのに気さくないい子で、唯一私のことを名前のニックネームで呼んでくれたりしてたので、時々小説に出してますが主人公の友達役とかいい役でしか出してません。
●明青大学
和幸が通う大学ですが、ヒマジンの麻冬も通ってるところ(学年も一緒)。
学部違うし、和幸ボイスブログなんて見ないだろうから知らないでしょうけど。
ヒマジンの時も学校名出しときゃよかったなあ。
そういえば明青ってタッチにも出てきましたね。オレンジデイズにも出てきたような。
パクったわけではないのですが。
●「大丈夫。和幸、私が言われたら言われっぱなしの女だと思う?」
菜月は直接相手に言えるタイプではないので、代わりに3時間かけて長文の毒舌メールを作成して反撃します。
反撃内容は過去の読み返したら3パターンありましたが(キャンパスハラスメントバージョンもあったけどあれ3時間程度で書けるか?ってくらい長かった)、配信されてるのは最初に書いたのに近かった。
配信されてるネットトラブルになって叩かれたのは1人として書いてますが、実際は2人。
実際のハンドルとは違うけど、わざと分かるような名前にしてます。
そしてほんとに書いた毒舌メールを参考に名前とかは変えてますが、そのまま小説に書きました。
倍返し的な書き方をしています。
まさか小説のネタになってるとは思わないでしょうね、あの二人。ふふふ。
しかも電子で配信なんて回収できませんもんね。でもあんなメールとかメッセージ書くから悪いんですよ?
●和幸(わこう)
物語最後のオチですが、もともとは私の勘違い。
私が菜月みたいに「かずゆき」だと勘違いしていたので、菜月にも勘違いさせました。
「あれはわこうだ」と教えられた今も「かずゆき」ってつい読んでしまいます。
和幸の名前をそれに合わせたわけじゃないんですが。
●無礼な仲にも愛はあり(タイトル)
「親しき仲にも礼儀あり」の反語のような感じで作った創作ことわざですが、結構気に入ってます。インパクトあるし。
未完成の和幸視点の「無礼な仲2」では英明の中学の制服が可愛いセーラー服で気に入ってて、そこからセーラームーンの話になり、菜月がセーラームーンが好きだったというのが出てきます(和幸も付き合わされてる)。
あと「主人公のうさぎちゃん(呼び捨てにすると怒られた)」とかも出てきました。
セーラームーン好きならカードキャプターさくらも好きかも。
「ああ、菜月ちゃんさくらちゃんも好きだな・・・。でもさくらちゃんみたいに魔法使えないよとか言えない・・・」
とか気遣いながら一緒に見てそう(笑)
和幸が実は菜月が好きというのも出てきました。
もし菜月にいつまでも相手がいなかったら
「しょうがないな。じゃ、あんたと結婚するよ。和幸一応坊ちゃんだし価値観合うし」
となって一緒になりそうな気がしますが、まあ一生幼なじみコンビのままでいい気もします。
短編ですがとても楽しく書けたお話でした。
そして多分、半分か下手したらそれ以上実話(笑)
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「無礼な仲」の主人公。
「なつき」という名前は可愛いからキープしてたんですが、こんな毒舌な子に使うことになろうとは(苦笑)個人的に菜月とか奈月とか「月」の字が入るほうが可愛いと思っています。
見た目真面目で割と可愛く、おとなしくて穏やかないい子ですが、中身は毒舌娘。
毒舌な本性を見せてるのは和幸と親の前だけで他の人の前ではいい子を演じてます。
細くて毎年の健康診断では「瘦せすぎです」と書かれている割に結構大食い(大学時代私もそうでした)。
子供の頃から現実主義者でディズニーランドのキャラクター(着ぐるみ)には中に人がいるってちゃんと分かってるし、アニメも声優さんがいるってちゃんと分かってる(私も幼少期そうでした)。NHKの教育番組がお気に入りで人形遊びも一切しませんでした。
坊ちゃん好きだけど、面食いなので和幸は必然的に外される。
ただ幼少期なかなか心を開かない和幸のお世話をしたり、なかなか関西弁マスターできない和幸に合わせて標準語で喋ったり、悪ガキから和幸かばったりいい子なところもあります。
和幸への呼び方は「和幸」か「あんた」。
小学校低学年の時までは「和幸くん」と呼んでましたが、とあることがきっかけで呼び捨てにしてます。
幼少期はいじめられる和幸を守るため毒舌で言いたい放題言って近所の男の子たちを泣かせるほどでしたが、中学に上がってからはレベルの高い私立で怒鳴る機会がなくなったのでおとなしい性格に変わります。
羽月(はづき)というハンドルネームでひっそりブログを書いてます。
自分は普通の家庭の子、和幸は金持ちと思ってますが、幼少期から海外ばんばん行っててフレンチやら蟹やらフグやらよく食べに行ってたのであまり和幸の家と大差ありません。
菜月の性格の悪さとか考えてることはだいぶ私に近いというか、いい子演じてたり、学生時代思ってたこととか苦労話そのまま書いてます。
これまで書いてきた子の中で一番私に近いと思う。
菜月の家の経済事情とかも当時のうちの経済事情そのまま。
私は菜月みたいに子供の頃から毒舌ってことはありませんでしたが、留学から帰ってきてから私の性格変わりましたからね。
和幸の半分モデルにした幼なじみの子は私が毒舌だと知って驚いてたので、実際は私が裏の自分を見せられるのは親(特に母)くらいですが。
和幸みたいな幼なじみ欲しかったなーと思います。
毒舌だしめんどくさそうですが、一応坊ちゃんだし和幸。
「温厚で決して怒らない私の見た目に騙されていて、内心は怒り炸裂なんて考えたこともないだろう。平和すぎて涙が出てくる」
っていうことを地の文で書いてますが、学生時代そんな感じでした。
まあ私今でも毒舌ですけどね(苦笑)
まあ毒舌吐きは人によりますけど。
微妙に古いですが「やられたらやり返す。倍返しだ!」の精神です(笑)
あと見た目で周り騙してるので「コンフィデンスマンの世界へようこそ!」って感じ(これも微妙に古い)。
言われっぱなしじゃむかむかするので何らかの形で反撃します。
●和幸
高校のときのクラスメイトと幼なじみの女の子がミックスした感じになってます(幼なじみの子は別に毒舌ではないけど偏食だし、自己中だし、割と裕福な子だと思うのにケチだし)。
モデルになった高校のときの子はほんとに和幸みたいに小柄で毒舌吐いてる男の子でした(お母さんも似た感じ)。
中学からうちの学校通ってたし、中学から私立だったのでそこそこ坊ちゃんだったんでしょう多分(確か大阪のとある大学行った)。
顔は某お笑い芸人に似てましたね。あの人も小柄で大阪の人ですが最近見ないなあの人。
菜月も言ってる「ひがひがし」とは私が古語を覚えるために、心の中で呼んでた彼の愛称(?)です。
物語同様もともとは関東の子で妙な関西弁喋ってました。
もし幼なじみだったらこんな感じかなーと思って書いてたんだと思います。
授業中に私語する学生が許せず(私もそれは思ってました)幼少期から現実主義者で戦隊ものなどは一切見ず、NHKの教育番組とかがお気に入り。ついでにお涙頂戴ものの感動を強制されてるフィクション映画も見る気しないめんどくさい性格。菜月が言う冗談も通じません。
小さい頃はおとなしい性格で、中学に上がったあたりから毒舌になってます。
幼少期お世話になってたので、菜月のことは大切に思ってます。
菜月がバイキングの愚痴で前期の授業でいじめまがいなことをされたと知ると(世に出てないキャンパスハラスメントバージョン)
「え、マジで?!いったい何されたの?」
とおろおろしながら古典的ないじめ例を挙げたり(小~高校くらいまでの)
菜月「私の自尊心をズタズタにされました」
和幸「同じ学科の学生に?」
菜月「違う。先生」
和幸「先生?!」
と驚いたり。
「許せない。菜月ちゃんにそんなひどいこと言うなんて」
と怒ったり(これはどのバージョンでも共通)。
菜月への呼び方は昔から「菜月ちゃん」オンリー。
菜月は呼び捨てにしてますが、和幸はずっと「菜月ちゃん」呼びな気がする。
和幸、割といい奴なのでモデルになった子、許してね(苦笑)
最初に出てきたのはえりか主人公にした小説だったと思います。
その頃から「ひがひがし」と心の中で呼ばれてましたが、その頃下の名前は決めてなかったと思う。その時はセリフもないちょい役だったので、まさか副主人公になるとは夢にも思いませんでした。
●東からやってきた東和幸と生まれたときから西にいた西森菜月
「プリンセストヨトミ」のラジオドラマでそんな風なセリフ出てきたのでそれを拝借。
東(あずま)の反対の西でありきたりも嫌だから「西森」にしましたが、某お笑い芸人と同じ苗字だとあとで気づきました(笑)
●「和幸サラリーマンNEO知らないの?」
NHKで以前やってたコント番組「サラリーマンNEO」から(実在する番組)。
菜月が高校生の頃から気に入って見ていたという設定ですが、実際は私が高校生の時その番組の存在に気づき気に入ってよく見ていました。
映画化もされましたが、マンネリ化を指摘されたのをきっかけに(多分それ)レギュラーを下ろされてしまったのが残念。
●「サーモンマリネの玉ねぎさえ食べないなんてどうかしてるぜ!」
「ブラックマヨネーズ」吉田さんの「どうかしてるぜ!」から。
最初は「ブラマヨ吉田風に」と書いてましたが、のちに「某お笑い芸人」に書き換えました。
●英明学園(菜月たちが中、高通ってた学校)
私が高校のときに考えたオリジナルの学校(調べたら英明高校っていうの出てきましたが)。
名門私立校で、小学校から大学までエスカレーター式私学(大学院もある)。
女子の制服は小学校から高校までセーラー服(男子は小学校はセーラーじゃないけど女子と似た感じ、中学は学ラン、高校はブレザー)。
外部受験は高校からが敷居が高く、中学からだとそこまで難しくない。
名称はなかなか気に入っています。
私立なのと「学園」という名前だけ母校と同じ。
菜月が通ってる姉妹校の清蓮もオリジナルですが、こちらは何かをもとにしてた気がする。
英明は私が書いてる他の小説にもちょこちょこ出てきます。
●清蓮女子大学
菜月が通う英明の姉妹校の女子大。
清蓮学園か学院か忘れましたがこちらも英明と同じく小学校から大学までエスカレーター式私学(多分大学院もある)。
偏差値は多少英明に比べると低いですがレベル高め。
共学と女子校に分かれており(女子校のほうは小学校までは共学)。
女子の制服は小学校が丸襟ブラウスに黒いワンピースで赤いひもリボン、中学は黒ベストに赤いリボンに白のスカート、高校はスカートの裾にラインが入った真っ白なセーラーワンピースの上に黒ベストとラインが入った白いネクタイだったかな・・・(中間服が)。
白と黒を基調にした制服になってます。
男子の制服は決めてなかった。制服は共学も女子校も共通。
清蓮、時々別の作品でも出してました。
今リメイク中の作品でも共学の高校が出てきます。
●「よく食べるねえ、菜月ちゃん」
私が細いわりに結構食べるほうなので父にバイキングなどで「細いのによう食べるなあ」って言われてたのを参考に書いた気がします。父は家族にさえ興味を持たない人なので人の好みもまったく知らず、バイキングでもなんか頼んでも私の苦手なデザートとってくるのがオチだということで菜月は和幸に対してもそう思ってます。
和幸のモデルは父ではないですがそこは共通してます。
まあ30越えたあたりからそこまで食べられなくなりましたが、20代くらいまではどんなに食べてもあまり太らない体質でした。
●三筆、三蹟
和幸が菜月を不快にさせる「自分の中の素晴らしい知識」ですが、実際は私が幼少期父から教えてもらったもの。繰り返し言われてたので覚えてしまいましたが、菜月が言ってるようにそんなものなんの役にも立ちませんでした。
当時先生やってたんだから(まあ今でも教えてるけど)もっと役に立つこと教えてくれたらよかったのに。
●村上くんと水沢さん
どちらも高校のときのクラスメイトがモデル。
村上くんは中学から、水沢さんは高校から入ってきてました。
フルネームは
村上篤(あつし)
水沢あかり
村上くんモデルになってる子は菜月も嫌ってますが、私も当時嫌いなタイプだったので、ほかの作品に出てきてもたいてい嫌な役か、かわいそうな目にしか遭ってません(苦笑)
「あの親子は自慢したがりなのだ」という噂が漏れていて(まあ彼自身も自慢しまくってましたが色々)休み時間歌ばっかり歌ってて、緩んだ口元がスキマスイッチの大橋さんに似てるなあと思ってましたが気づいてないのか、よく歌ってたのはミスチルでした。
「浪人して中流大学行く」
とか言ってたのに結局三流大学しか行けず「浪人までして三流大とかアホやな」と思ってました。
えりか主人公の小説では胸ぐら掴まれたり罵倒されたりしてかなりかわいそうな目に遭ってます。苗字の一字が本名とかぶってます。
水沢さんモデルにした子は頭いいのに気さくないい子で、唯一私のことを名前のニックネームで呼んでくれたりしてたので、時々小説に出してますが主人公の友達役とかいい役でしか出してません。
●明青大学
和幸が通う大学ですが、ヒマジンの麻冬も通ってるところ(学年も一緒)。
学部違うし、和幸ボイスブログなんて見ないだろうから知らないでしょうけど。
ヒマジンの時も学校名出しときゃよかったなあ。
そういえば明青ってタッチにも出てきましたね。オレンジデイズにも出てきたような。
パクったわけではないのですが。
●「大丈夫。和幸、私が言われたら言われっぱなしの女だと思う?」
菜月は直接相手に言えるタイプではないので、代わりに3時間かけて長文の毒舌メールを作成して反撃します。
反撃内容は過去の読み返したら3パターンありましたが(キャンパスハラスメントバージョンもあったけどあれ3時間程度で書けるか?ってくらい長かった)、配信されてるのは最初に書いたのに近かった。
配信されてるネットトラブルになって叩かれたのは1人として書いてますが、実際は2人。
実際のハンドルとは違うけど、わざと分かるような名前にしてます。
そしてほんとに書いた毒舌メールを参考に名前とかは変えてますが、そのまま小説に書きました。
倍返し的な書き方をしています。
まさか小説のネタになってるとは思わないでしょうね、あの二人。ふふふ。
しかも電子で配信なんて回収できませんもんね。でもあんなメールとかメッセージ書くから悪いんですよ?
●和幸(わこう)
物語最後のオチですが、もともとは私の勘違い。
私が菜月みたいに「かずゆき」だと勘違いしていたので、菜月にも勘違いさせました。
「あれはわこうだ」と教えられた今も「かずゆき」ってつい読んでしまいます。
和幸の名前をそれに合わせたわけじゃないんですが。
●無礼な仲にも愛はあり(タイトル)
「親しき仲にも礼儀あり」の反語のような感じで作った創作ことわざですが、結構気に入ってます。インパクトあるし。
未完成の和幸視点の「無礼な仲2」では英明の中学の制服が可愛いセーラー服で気に入ってて、そこからセーラームーンの話になり、菜月がセーラームーンが好きだったというのが出てきます(和幸も付き合わされてる)。
あと「主人公のうさぎちゃん(呼び捨てにすると怒られた)」とかも出てきました。
セーラームーン好きならカードキャプターさくらも好きかも。
「ああ、菜月ちゃんさくらちゃんも好きだな・・・。でもさくらちゃんみたいに魔法使えないよとか言えない・・・」
とか気遣いながら一緒に見てそう(笑)
和幸が実は菜月が好きというのも出てきました。
もし菜月にいつまでも相手がいなかったら
「しょうがないな。じゃ、あんたと結婚するよ。和幸一応坊ちゃんだし価値観合うし」
となって一緒になりそうな気がしますが、まあ一生幼なじみコンビのままでいい気もします。
短編ですがとても楽しく書けたお話でした。
そして多分、半分か下手したらそれ以上実話(笑)
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