昨日の事故、鳩がぶつかったようです。
鳩さんにしてみれば通りがかりを轢かれたようなもの。かわいそうに・・・。
そういえばようやくプロフィール絵変更しました~。
今度はだいたいの色あってましたが、女の子の髪の色が濃かった:うーん、難しい。
そしてずっと名無しなのもあんまりなので、名前も考えてみました。
女の子「スフレ」、くま「モカ」です。どっちも女の子(ぬいぐるみもか?;)。
スフレってお菓子の中でも可愛い名前だと思いますが、人の名前にするとなんか微妙;
でもカテゴリ増やして小説まで作っちゃいました(笑)
初の試みですが、この2人のお話をブログで公開しようかと・・・。
とりあえず1話だけ載せておきます。
Read Moreからどうぞです~。
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『リトル・ベアー』
カランコロンという音がして、振り向くとお客さんが入ってきた。
「いらっしゃいませー」
お客さんは日本人の観光客らしい人達だった。おずおずと遠慮がちに近づいてきて、不安そうな顔でエクスキューズミー、なんて言ったから「日本語で大丈夫ですよ」と言ってあげた。
「あら、日本語喋れるの? ハーフ?」
「いえ、イギリス人ですよ。おばあちゃんに習ったんです」
「おばあさんのお手伝いしてるの? 偉いわね」
腰をかがめた2人のおばさんに褒められて私はえへへ、と頭を掻いた。
ハンナおばあちゃんはコッツウォルズでアンティークベアのお店を開いている。白地に水色の小花模様の入ったテディベアや、ギンガムチェックのテディベアなんかが棚の上にずらっと並べてある。はちみつ色した石でできているお店はこぢんまりとしているけど、お客さんはそこそこ入ってるみたい。アンティークの他に新作のも手作りで作っていて、夏休みになるといつもお手伝いに来てるの。
「はい。どうもありがとうございました」
とおばあちゃんは流暢な日本語で言って、テディベアの入った包みを渡した。
「おばあちゃんは昔日本に住んでたんです」
「だからペラペラなんですね。このお嬢さんはお孫さんですか?」
「ええ、スフレっていいます。小学4年生です」
いいお孫さんですね、と言われて私はにっこりして、また来てくださいね、と2人に手を振った。
私が住んでるのはここじゃなくてロンドン。そっちの方が便利って言う人もたくさんいるけど、私はこういう田舎の方が好き。空気は綺麗だし、町の人も優しいし、みんなあったかい。
2人が見えなくなったのを見届けると、私はもう一度お店に戻った。
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そして大のお笑い好きです
12月16日生まれのA型