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このことは誰も知らない。
7月8日金曜日、午後4時のことである。
大阪が全停止した。

長く閉ざされた扉を開ける重要な“鍵”となったのは、東から新たにやってきた3人の調査官と、生まれたときから西にいた2人の少年少女である。

(文春文庫「プリンセス・トヨトミ」9ページ(一部変更))




ラジオドラマ「プリンセス・トヨトミ」を聞きながらこの記事を書いています(笑)
写すポスターがなかったので、GWに大阪城で撮ったものをアップしました;
ようやく映画「プリンセス トヨトミ」見てきましたー(^^)
水曜日は授業で観れないし、通常料金でしたが、大学生料金でちょっと安くで観れました(笑)前は通路だったのでゆったり観れました。
レディースデーでもTOHOシネマズデーでもない普通の日だったので割と空いてました。

万城目ワールドの中でも特にスケールがおっきいと感じるこの作品。
今回もありえない突拍子もない話なのに、ここまで壮大な話だとちょっと信じそうになってしまうのが不思議(笑)
関西テレビからニュース「アンカー」のヤマヒロさん、村西利恵さん、林弘典さんも出てらして、関西ならではの楽しみ方もできました(^^)




さて、前置きが長くなってしまいましたが;続きからネタバレ感想です。




**************
7月、東京から大阪にやってきた3人の会計検査院。

“鬼の松平”と恐れられている、超エリートの松平元。
彼の部下で“ミラクル鳥居”と呼ばれているおとぼけ女性調査員、鳥居忠子。
もう一人の部下で、日仏ハーフのイケメンエリート、旭・ゲーンズブール。

大阪、空堀商店街にはちょっと変わった少年少女がいた。
お好み焼き屋「太閤」の息子で、女の子になりたいと願う、真田大輔。
大輔の幼なじみで、ずっと彼を守ってきた、橋場茶子。
セーラー服で中学に通う大輔は、蜂須賀勝率いるグループにいつもいじめられていた。

そんな空堀商店街を訪れた調査員たちは、財団法人「OJO}がある長浜ビルへ。
携帯を忘れた松平は再びOJOへ。しかし中へ入ってみると職員は忽然と姿を消していた・・・。
不審に感じ徹底的に調査するも、経理担当の長宗我部にかわされるばかり。鳥居も「これでOJOが嘘をついているとしたら、大阪中が口裏を合わせていることになっちゃいますよ」と不満を洩らし、ピンとくる松平。
再びOJOを訪れると、お好み焼き屋「太閤」の主人、幸一が。
「私は大阪国総理大臣、真田幸一です」と信じられないことを言い・・・。



ああ、ホルモーみたいに短くまとめられなかった;;
何かで「大阪版ダヴィンチコード」と言われてました(笑)まあこれまでの万城目さん作品に比べたらシリアスな感じですけどね。
原作は旭さんが女性で、鳥居さんが男性でしたが、その辺変えてあったくらいで、全体の流れはだいたい原作に近かったかな?


ちなみに登場人物の名前は歴史上の人物の名前をモチーフにしたものになっています。

松平さん→ 「徳川」に改姓する前の家康の苗字
鳥居さん→ 家康の側近
旭さん → 秀吉の妹で、家康の正室だった、旭姫
大輔くん→ 真田幸村
茶子ちゃん→茶々
長宗我部→ 大坂の陣の豊臣方主力
蜂須賀 → 秀吉の側近

・・・だそうです。
歴史好きな方はまた違った楽しみ方ができるかもしれませんね(^^)


大阪が独立した国家だったとか、豊臣の末裔の王女(茶子ちゃん)を守っているだとか、ほんとにありえない内容なんですが、映画を見ていくうちにぐいぐい引き込まれていくから不思議。
堤さんは原作ほどのクールさはなく、人間味あふれるキャラクターで演じてらっしゃり、はるかちゃんはおとぼけキャラでいい味を出してらっしゃって、岡田くんはハーフと言われても違和感のない整った顔立ちに見とれてしまいました(笑)
大輔くん役の森永悠希くんと、茶子ちゃん役の沢木ルカちゃんは関西出身なのでとても自然な関西弁が気持ちよかったです。
特にルカちゃんの存在感というか目ヂカラがすごかった!
女の子ですが美少年と言われても信じる男前っぷりな演技が素敵でしたvv


OJO内の秘密の扉を開けて大阪国国会議事堂(笑)に案内されるシーンは見入ってしまいました。
しかしそれより「大阪全停止」のシーンがすごかった!

「通常の街としての営業、商業活動、地下鉄、バスなどの公共機関も運転をやめて、非合法活動すら姿を消した」

と原作に書かれている通り、車の一台も通らない。
赤く燃える大阪城を合図に大阪の男は立ち上がり、女は彼らを見送る(男女ともに知っている秘密)。
不気味にさえ思いましたが、

「ひょうたんやひょうたんや」

と合図にひょうたんを配ってまわる人々を見ておもわず吹き出しました(笑)
店先や、ニュース番組、かに道楽にさえ置かれているひょうたん(笑)
そこへ「鹿男あをによし」から南場先生役の宅間孝行さんがちらっと登場して驚きました。原作にも確かに出てきたけど、まさかご本人とは!;


最後の方で松平さんが

「なぜこんなおとぎ話のような話を信じることができる!」

と言ったシーンでは冷静に考えたら「確かにおとぎ話だよなあ」と思うところですが、すっかり真剣に見ていたので逆に「何言ってんの?」と思ってしまった私(笑)
しかしこれ単なるおとぎ話じゃないのです。
父と子の絆がテーマなんですよね。最後の方はフィクションと分かっていてもほろっとくるものがありました。
旭さんが最後に

「さようならプリンセス」

と言って去って行ったのも印象的でした。
ほんとは最後らへんの旭さんと大輔くんのやり取りが好きだったんですけど、男性に変更されてたらできないこともありますもんね。
それにしても大阪国の男なんだから関西弁で喋るシーンもあるのかと思ってたらなかったな;




さて長々と書いてしまいましたが、映画は映画で楽しめました。
特に関西の方は色々楽しめる部分があると思いますー(^^)
これまた鹿男つながりで、小川先生を演じられた玉木宏さんがカメオ出演されてて嬉しかったですv
まさかのたこ焼き屋のあんちゃんで、関西弁(笑)


そういえば院の先輩で「羽柴さん」ていらっしゃるんですが、もしや豊臣家と関係あるのか?と思ってしまいます。
ご結婚されてるので、プリンセスではありませんけどね(笑)
 

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