何せ私、名探偵でございますゆえ

結構前に撮った「謎解きはディナーのあとで」パネル（？）

今日はレディースデーということで「映画・謎解きはディナーのあとで」観てきました。
あともうそろそろ行かないと上映終わりそうだったので；上映回数も減ってきてたし。
行ってみれば案の定がらっがらでした。前は通路の座席の真ん中辺りの席にしたのですっごく見やすくて足が楽でした！(笑)

気になる映画があるとよく観に行ってる私ですが、実は映画本編より他の公開前の映画の予告とか特報見る方が好きです(笑)
「どんな話なんだろう」とか予告だけでかなり楽しめるし、次観に行く映画候補もできるので。あと映画館に置いてある公開前の映画のチラシもよく持って帰ります。タダだし（笑）
 
 最近睡眠導入剤飲もうが何しようが4時過ぎても寝れない状態が続いてて困ります。眠いのに寝られないという・・・。
角川ショックから立ち直ったはずですが、ほんとは立ち直れきれてない？
ふふふ角川さんよ、どう責任とってくれるんですか(怒)訴えんぞ！！！

では続きから謎ディ感想！（←櫻井翔さんはこの略称が嫌いらしいです）

映画版ということで、舞台はシンガポール行きの豪華客船。
残業で客船に乗りそびれた麗子（北川景子さん）は「気持ち悪・・・」と酔いながらヘリコプターで執事の影山（櫻井翔さん）とそれを追うことに。
優雅でリッチな船旅を楽しむはずだったのに、そこで次々と起こる殺人事件。そこには風祭警部（椎名桔平さん）の姿もあり、麗子は刑事スタイルとお嬢さまスタイルの1人2役を演じるはめに。事件の一部始終を話して「あなたならわかるでしょう？」と麗子が影山に犯人は誰なのか問いかけるものの「今回の事件、私も皆目見当もつきません」と言われてしまい・・・。

最初の場面で
「あのお嬢さまがいらっしゃいます」
という字幕が出ましたが。英語で「princess」という単語が聞こえて、「そこは「lady」でいいんじゃないの？」と一応英語専攻してるので心の中でつっこむ私(笑)

映画版なんだから影山の毒舌がもっと多いのかと思いましたが、意外と少なめ。
麗子お嬢さまも

「あなたが毒を吐かないなんて信じられない！」

って言ってたし。
まあ代わりにすごく自由でしたけどね影山(笑)
着ぐるみを着たり、プールでプカプカ浮かびながらティータイムを楽しんだり、しまいには探偵コスに身を包んでお嬢さまに向かって「ちょっと待って！」とタメ口（これは麗子さんが刑事スタイルだったのでお嬢さまとばれないようにでしたが）。

「おい、執事なのに何やってんだ！」

と麗子お嬢さまじゃなくてもつっこみたくなりましたよ(笑)
それにしても意外と櫻井さんと北川さんの身長差ないんだな。櫻井さんが小柄なのか北川さんが長身なのかどっちかは知りませんが。
豪華な麗子お嬢さまの服がたくさん見れたのは至福でした。北川さん美人だしよくお似合いで！シンプルだけどリラックスモードの白ワンピが個人的に好きでした。

ドラマで出てこられた皆さんもちらっと出てこられてました。中村さんとか野間口さんとか。あとアンジャッシュの児嶋さんが(笑)多分どっかの国の王子役がそうだったんだと思います。カタコトだったのでよく分かりませんでしたが。桜庭ななみさんも可愛かったなあ。歌すっごく上手かったけどあれ吹き替えとかじゃないんだろうか。
生瀬さんも嫌味な役で出てこられてましたが、珍しく関西弁全開。まあ関西の方だからそっちのほうが自然なんですけど、あんな生瀬さんの関西弁聞いたの初めてかも。
ダイアモンドユカイさんも出てらしたそうですが、どこに出てたのか分からなかった（笑）
宮沢りえさんも重要な役柄で出てらしたり、なかなかキャスト豪華でした。

風祭警部もあいかわらずのはじけっぷり。

「それはどういう状況でした・・・かッ！！」
「あ、びっくりした」

とかいう生瀬さんとのやりとりがウケました。まあ誰にでもちょっとためてから言ってるんだけど。
それにしてもあいかわらずお嬢さまスタイルの麗子さんラブなんですね。でも歳だいぶ離れてると思うぞ。おじさんと姪っ子ぐらい離れてると思うけど。
あとアホなこそ泥たちも面白かったです。

「兄ちゃん開いたよ」
「バカ声出すな。見つかったらどうすんだ」
「ごめんね。でも開いた」

のやりとりとか笑いました。
お兄ちゃんの方が竹中直人さんなので特に（笑）
なんだかどっちも憎めないキャラでした。

麗子お嬢さまが人質にとられ、ギャンブルで身代金分を稼いでお嬢さまの元に駆けつけ、ロープをほどこうとしたり、時限爆弾を必死で止めようとしたりする影山。

「逃げなさい影山！」
「お嬢さまを置いてなど行けません！！」

結局爆弾は止められず、代わりに麗子お嬢さまに覆いかぶさって守ろうとする影山にはキュンキュンきました。
結局爆弾爆発しなかったけど。その代わり2人で無人島に流されましたけど、謎解きの前の無人島ディナーっていったいなに食べたんだ？（笑）
そこでようやく発せられる毒舌。「クビよクビ！クビクビクビクビー！」と叫ぶもここでクビにしたところでどうしようもないとつっこまれる麗子お嬢さま。
このまま無人島で過ごすのか・・・？と思ってたら元執事の唐沢さん（伊東四郎さん）がヘリコプターで助けに。麗子さんの靴にＧＰＳかなんかが入ってたそうでそれで場所が分かったようで(笑)

客船に戻ってきて謎解きを披露する影山。
連続殺人の支配人の藤堂さんが犯人なのでした。藤堂親子（桜庭さんが娘さん）がよく映し出されてたのでなんかあるのかなあ・・・とは思っていたのですが。
実は桜庭さん演じる凜子さんは実の娘ではなく中国の財閥の令嬢で、でもとある事情で藤堂さんに引き取られたという話が。
実は藤堂さんは父親じゃなくて凜子さんの執事。
殺害理由もなんか切なくて、凜子さんの実のご両親（既に亡くなっている）のためとか、凜子さんをたぶらかそうとしていた交際相手のこととか、そんな理由なら殺しても仕方ないなあ・・・と同情してましたが、麗子お嬢さまは「宝石のためだけに人を殺したの？！」と怒ってて「ん？麗子さん話聞いてた？」とまたもやつっこみたくなりました(笑)

最後の最後に客船内でささやかれていた怪盗の正体が判明。男性だと思ってたら実は女性！宮沢りえさん演じる美穂さんなのでした。そしてギャンブルの時に影山を助けてくれた人でもある。でも盗んだものは置いて立ち去ってゆく美穂さん。

最後はシンガポールに無事到着して、小さな船で「タイタニック」のあのシーンを再現しようとしようとする麗子さん。
しかし影山があのポーズをとって、麗子さんが後ろから抱きしめる形に。

「あなたがしてどうするのよ。逆じゃないの！」

とキレる麗子さん。
まあこれはこれでよかった気がしますが。ラブシーン風なのこれで2つ目だし。


こんな感じだったかな・・・。
エンドロール流れた後も結構まだ続いていて楽しかったです。でもまだ謎ディの本出てるしまた続編とかありそうな気がしてきました。
やろうと思えばガリレオみたいにシリーズ化できますしね。