09/19
2008
思いっきりらくがきですが、とりあえず小説3話目更新~。
とりあえず今週はこれで勘弁してください;;
でも実は3話目以降はもうストックがないのです。
来週はTOEICで更新は無理だろうし、しばらく小説更新は止まるかもしれません。
出来上がり次第、載せたいと思います;
全然関係ありませんが、こちらでは「のだめ」の再放送をしていて、昨日久しぶりに見たらはまりました。
昨日は劇中劇の「プリごろ太」も出てきて面白かったですv
そういえばごろ太の声優さんて、確かハチクロのはぐちゃんの声優さんと同じだった気が。
今日はお休みみたいで残念。
では「リトル・ベアー」3話はRead Moreからどうぞ♪
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翌朝起きると、くまはいなくなっていた。
ベッドの下に落ちたのかな、としゃがんでみたけどそれらしいものはない。泥棒?とも思ったけど、くま以外のものは何も盗られていなかった。
「おばあちゃん、テディちゃんがいないのー」
下にいるおばあちゃんに向かって叫ぶと、えー、その辺に転がってるんじゃないの?という返答しか返ってこなかった。それじゃやっぱり泥棒なんだろうか。
「スフレちゃん」
いきなりそんな声がして振り向いた。でも誰もいない。というかこの家には私とおばあちゃんしかいない。
「スフレちゃん」
「はい?」
今度は机の上から声がした。机の上には行方不明だったテディちゃんが手を振っていた。
「どうしたの?」
私はあまりにびっくりしてちゃんとした言葉が言えなかった。目を見開いて口をぱくぱくしてひとさし指をテディちゃんに向けていた。おばあちゃんは首をかしげてちゃんと言わないと分からないでしょ、と冷静だった。なぜこんな不思議なことが起こって驚かないのか。それもそのはず。テディちゃんの動きはぴたりと止まっていたのだ。
「あら。ちゃんといるじゃないここに」
「あ、あのね。おばあちゃん、さっきね・・・・・・」
「あなたはそそっかしいんだからちゃんと探さないと」
「さっきまでこのくまがね・・・・・・」
「それよりもうすぐ開店よ。早く着替えてらっしゃい」
おばあちゃんは何を言っても聞いてくれなかった。いや、ちゃんと言えたとしても聞いてくれなかっただろう。ドアは閉められ、あれは夢だったんだ、と無理やり自分に言い聞かせた。でもそれは無理だった。
「スフレちゃん」
テディちゃんは再び立ち上がり、今度はピョンピョンと跳ねていた。二度目の目撃でこれは夢じゃないとはっきり分かった。私はベッドに仰向けに倒れ、もう一度悲鳴が響き渡った。
そして大のお笑い好きです
12月16日生まれのA型
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