当日は案の定雨だったので行く前から憂鬱でした・・・。
雨だと着れる服も限られてくるし、スカートとかだと濡れるし、結構降ってたので長靴で行きました。ブーツではなくただの長靴（おしゃれなど無視）。おかげで足元は快適だった。

雨だし日曜だしで一応早めに上賀茂神社まで行きました。
早く着いちゃったのでお守り買ったりして時間つぶししてから客殿へ。確かＦＭ京都の公開収録だったと思うんですが、かなりひっそりとした感じでした。森見さんトークイベントってパネルとか案内も一切出てなかったし。まあご招待の記事、新聞の下のほうにちょこっと載ってるだけだったけど。来られてる人たちは年齢層幅広かったですが、女性のほうが多かったかな？

時間になって森見さんと佐藤さんが出てこられたんですが、森見さんは水色のシャツ、やわらかい生地の紺のジャケット、ジーパンといつも通りな格好でしたが、佐藤さんが衝撃。全身黒で決めていて「ミュージシャン来ちゃったの？！」と思うくらい（笑）帽子は頭部がさびしいからでしょうね多分・・・（控えめな表現）。
森見さん今回はお元気だろうか、と毎度心配してしまいますが、佐藤さんの聞き方が上手かったからかとても楽しそうに話されていてほっとしました。実際私も終始笑いっぱなしでしたが(笑)あんなおちゃめな佐藤さん初めて！上品でクールなイメージだったのになんか印象変わったわ。
以下うろ覚え会話とか色々。

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森：子供の頃は天真爛漫で人見知りもしなかったんです。中学から妄想の世界に浸り始めました。
佐：思春期ですね。今も思春期なんですか？

森：ペンギンと竹は同類なんです。
佐：その共通点は？
森：自然のものなのにどこか人工的な感じがするとこでしょうか。
佐：お分かりになる方います？お2人。ほとんどの方は分かってらっしゃらないと（笑）

佐：茄子と太宰は同じなんです。これお分かりになりますか？
森：いえ・・・。なんでですか？
佐：多分森見さんのお話もそういうことだと思います。竹とペンギン。

森：十分な睡眠がとれないと恨み始めます。でも締め切り次郎を召還したのは自分だし、結局自分を恨むことになるんですよね。
佐：足元にしがみつく妖怪ですね、締め切り次郎。

森：怒ると仕事場で1人クッションを壁にぶつけます。
佐：是非それをツイッターに上げてください。
森：いやいや、人様に見せるものでは・・・。

森：森見さんの本に出てきたものが実際にはなかったという話をよく聞くんですが、あくまで妄想の京都ですから。
佐：森見さんの頭を一旦通過してからの京都ですよね。
森：そうです。
佐：森見京都ですね。

森：美女と竹林のポップを竹に書いて送ったら腐ってしまって文字も読めなくなって申し訳なかった。若気の至りです。

佐：佐藤、絶対外で言うなよと言われましたが言います。お坊さんの話なんですけど、仏像がそれぞれ話しかけてくるんですって。いやお前じゃないおれだとか顔をひょいと出したり。私は5分でリタイアしましたが。全然喋ってくれないし（笑）

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全部書くと長くなるのでこの辺で・・・。
森見さんもですがさすがＤＪさんだけあって佐藤さんが本当に面白くて、上手にフォロー入れたり、森見さんの妄想っぷりに困惑しながら喋る佐藤さんが面白かったです（笑）森見さんに質問する時に「おれは」と連発する佐藤さんも新鮮でした。文豪の森見さんになりきってとのことなんでしょうけど、普段私とかだし。
名言というか迷言はやっぱり

竹とペンギンは共通

だと思うんですが、これ皆さん同様全然分からなかった。
まだタケノコとペンギンなら分かるけど、森見さんタケノコには興味ないって言うし。佐藤さんの茄子と太宰も分からなかったけどどういうこと・・・？
怒ってもクッションを投げる程度という森見さんが（しかも１人仕事部屋で）らしいな～と思ってしまいました。まあ見るからに穏やかなおじさまだし中身もそうなんだろう。そんなこんなでかなり濃いトークイベント終了。とても楽しい時間でした。

イベント後は「美女と竹林」持参の人限定サイン会。
私たまたま文庫版持ってたので持っていきましたが、逆に文庫じゃないとだめだったようなのでよかった。光文社のイベントだったので。でもみんながみんなサインもらってるわけじゃなかったなあ。
 
  
もらったサイン。

即席サイン会なのでこちらの名前はなしですが、１０周年のハンコ入り。
イベントやらサイン会やらでこれで拝見するの５度目なので、そのこと伝えたら森見さんにも編集さんにも驚かれてました（笑）母も一緒に行ってましたが、母だってこれで３度目よ（笑）




これにておしまい。
読んでくださった方ありがとうございました。